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解説

バーチャル楽器(ソフト音源)とは?

ピアノを弾く

バーチャル楽器は、楽器の音を出すプログラムです。パソコンのキーボードやMIDIキーボード、画面で弾くと、木と弦でできた楽器のかわりに、スピーカーから音が出ます。

バーチャル楽器をやさしく説明します

どの楽器にも二つの役目があります。演奏を受け取ることと、それを音にすることです。バーチャル楽器は前者をそのまま残し、後者をソフトに任せます。鍵盤やパッドは入り口で、音は計算されて、スピーカーやヘッドホンに送られます。

大きく二つの種類があり、その違いが聞こえ方の大半を決めます。

サンプリング:録音合成:組み立てる
音の作り方は2通りあります。本物の録音を再生するか、波を一から組み立てるかです。
  1. サンプリング音源。誰かが本物の楽器を、一音ずつ、ときには強さを変えて何段階か録音したものです。鍵盤を押すと、その録音が鳴ります。サンプリングのグランドピアノがグランドピアノの音なのは、本物の録音だからです。
  2. シンセ音源。録音は何もありません。音は、波形、フィルター、エンベロープというレシピから作られます。シンセサイザー、808のような電子ドラムマシン、たいていのキーボードの「パッド」は、この方式です。

オンライン楽器とプラグインの違い

プラグインは、音楽ソフトの中で動くようにまとめられたバーチャル楽器です。LogicやAbleton、FL StudioといったDAW(音楽制作ソフト)で使います。よく見る形式はVST、AU、AAXです。楽器としての中身は同じで、プラグインはそれを入れて届ける箱です。

もう一つの箱はウェブページです。オンライン楽器はブラウザで動き、DAWもインストールもアカウントも要りません。そのかわり、DAWの中では使えないので、役目が違います。プラグインは制作のため、オンライン楽器は今すぐ弾くためのものです。

電子楽器は、もともとバーチャルだった

シンセサイザーやドラムマシンは、昔から弦や皮ではなく回路で音を作ってきました。だからソフトに移しても、ピアノのときほど変わりませんでした。1980年代の箱に入っていた、オシレーター、フィルター、エンベロープという同じレシピが、いまはコードの中にあります。バーチャルの808も、本物と同じ作りです。

だから、バーチャル楽器の中でも電子楽器は完成度が高く感じられます。ブラウザで鳴るシンセパッド、ベース、ドラムマシンは、アコースティック楽器のまねではありません。本物そのものが、新しい場所で動いているのです。

弾くために必要なもの

思ったより少なくて済みます。

キーを押す端末の中のページ音はここで作られるサーバーなし、アップロードなし
何もアップロードされません。ページは、端末の中で処理を行います。
  • ブラウザが使えるパソコン、スマホ、タブレット。楽器はあなたの端末の中で動き、何もアップロードされません。
  • 弾くためのもの。パソコンのキーボードでも弾けます。文字キーが2オクターブ分のピアノになります。MIDIキーボードならさらに良く、どの鍵盤をどれだけ強く弾いたかまで伝わります。
  • ヘッドホンかスピーカー。ノートパソコンやスマホの内蔵スピーカーでも鳴りますが、本物のピアノの音には低音がたっぷり含まれています。

DAWもプラグインも登録も不要です。MIDIキーボードがあれば、USBケーブルでつなぎ、ブラウザに聞かれたら一度だけ許可してください。

バーチャル楽器は本物のように聞こえますか?

サンプリング音源なら、ある程度までは本物に聞こえます。一つの鍵盤を何段階もの強さで丁寧に録音したピアノは、元になったピアノのように聞こえます。できないのは、本物の楽器が見せる細かな反応のすべてに応えることです。ほかの弦が共鳴する響きや、音の途中で強く押したときの音の変わり方などです。

シンセ音源は、その音そのものとして聞こえます。それでいいのです。808に本物のドラムの音を求める人はいません。808は808の音だから、40年間ヒップホップの音であり続けています。

レイテンシー(音の遅れ)も、正直に言っておくべき点です。鍵盤を押してから音が聞こえるまでのずれは、ブラウザでは条件が良ければ数ミリ秒です。遅いパソコンやBluetoothヘッドホンだと大きくなります。有線のヘッドホンなら小さく抑えられます。

今すぐ弾けるオンライン楽器

HitJamは、このブラウザで動く無料のオンライン楽器のセットです。楽器ごとに専用のページがあります。

  • グランドピアノ:本物のコンサートグランドを、88鍵すべて一音ずつ録音しました。
  • Wurlitzer:本物のWurlitzerエレクトリックピアノを一音ずつ録音しました。クラシックなソウルの、リードの効いた吠えるような音です。
  • エレクトリックピアノ、Slow Pad、Gameboy、Bali Cave、Prayers:レシピから作ったシンセの音です。
  • Growler、Tech My Bass、Bass Punch:シンセのベースです。
  • スタンダードドラムセット:本物のロックのドラムセットをパーツごとに録音し、叩けるドラムセットの絵にしました。
  • ドラムマシン:本物のTR-808の音16種類を、MPC風のパッドに並べました。
  • コンガとボンゴ:オープントーンとスラップを収めた本物のハンドドラムに、シェイカー、ギロ、クラベス、アゴゴを加えました。
  • トランペット:ビブラート付きの本物のトランペット。すべての音をチューニング済みで、強く弾いたときは、より金管らしく鋭い音になります。
  • トロンボーンとチューバ:本物のテナートロンボーンと本物のチューバ。金管セクションの低音を受け持ちます。
  • フルストリングス、ピチカートストリングス、スピッカートストリングス:本物のオーケストラの弦セクションを、伸ばす音、はじく音、弾ませる音で収めました。
  • フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット:オーケストラの木管楽器。すべての音をチューニングした本物の録音です。
  • サックス:本物のアルトサックスを、力強く、ビブラートをかけて録音しました。ジャズのフレーズやソロに向いています。
  • ウッドベース:本物のコントラバスを指ではじいた音。ジャズのウォーキングラインにぴったりです。

どれもMIDIキーボードやパッドコントローラーに対応し、文字キーでも弾けます。

無料のバーチャル楽器と、「無料」の意味

プラグインとして無料でダウンロードできるバーチャル楽器はたくさんあり、良いものは本当に良い音です。難点は準備です。動かすためのDAW、インストール、ときにはアカウント、そしてそれらを動かせるパソコンが要ります。

ブラウザの楽器は、音作りの奥深さを少し手放すかわりに、準備がいりません。HitJamは無料で、期間の制限もプレミアム版もありません。使っている録音はオープンライセンスで、すべてライセンスのページにクレジットがあります。

よくある質問

バーチャル楽器とVSTは同じものですか?
VSTは、音楽ソフトの中で動くように作られた、バーチャル楽器の形式の一つです。VST楽器はすべてバーチャル楽器ですが、すべてのバーチャル楽器がVSTとは限りません。このサイトの楽器は、かわりにブラウザで動きます。
DAWなしでバーチャル楽器を使えますか?
はい。HitJamのようなブラウザの楽器は、音楽ソフトがまったく要りません。プラグインにはホストが必要ですが、単体で動くアプリを用意しているメーカーもあります。
バーチャル楽器にMIDIキーボードは必要ですか?
いいえ。パソコンのキーボードやタッチ画面で弾けます。MIDIキーボードを使うと、打鍵の強さ、サステインペダル、ホイールが加わり、弾き心地が大きく上がります。
バーチャル楽器は無料ですか?
無料のものも多いです。HitJamのようなブラウザの楽器は、無料で弾けます。プラグイン楽器は無料から数百ドルまでさまざまで、高いものはたいてい大規模なサンプリングライブラリです。
初心者はどのバーチャル楽器から始めるといいですか?
ピアノです。ほとんどの音楽がピアノで書かれていて、鍵盤の並びがほかのことを全部教えてくれますし、サンプリングのグランドピアノは弾き続けたくなるくらいいい音がします。
ここにオンラインのトランペットや木琴はありますか?
木琴はあります。本物を音板ごとに録音したもので、パソコンのキーボードやMIDIコントローラーで弾けます。マリンバとグロッケンシュピールもあります。トランペットもあります。ビブラートのきいた歌うような本物のトランペットで、すべての音をチューニングしてあり、MIDIキーボードで強く弾くと、より金管らしい音になります。隣にトロンボーンとチューバもあります。HitJamにはほかに、ピアノ、シンセ、ベース、ドラムセット2種類、コンガとボンゴもあります。
ここでフルートやサックスをオンラインで弾けますか?
はい。HitJamには木管楽器のセクションがあり、本物のフルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、そして本物のアルトサックスがそろっています。すべての音は録音で、コンサートピッチに合わせてあり、どれも文字キーやMIDIキーボードで弾けます。無料で、インストールは不要です。

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